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相続相談する際の心得
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これから相続についての相談を専門家にしようとお考えの方に、
私からひとつだけお伝えしたいことがあります。
是非、相談する方は、専門家に会う前に簡単で構いませんので、
相続の基本的な内容や概要について、知識を得るようにしてみてください。
専門家に相談するのだから、相談する側は相続に関する知識は無くてもいいのではないかと、お叱りの言葉をいただいてしまうかもしれません。
しかし、相談者と専門家との間に大きな知識の差がある状態での相談では、
せっかくの相談の機会を有意義なものにすることが難しくなってしまいます。
相続という特殊な分野での相談の場では、専門的な言葉や内容が比較的多くなってしまいますので、ある程度、相続に関する共通の言葉でコミュニケーションをとれる状態のほうが、より良い相談をすることができるようになります。
もしかしたら、専門家からのアドバイスが自身の家庭に適していないかもしれません。
相談者側である程度の判断ができることも大切です。
事前に相続に関する基本的な内容や概要について、簡単で構いませんので、知識を得られますことをお勧めします。
国税庁が作成しているリーフレットや、様々な会社が作成している相続に関するパンフレットは、簡潔にわかりやすくできているものが多いので、是非、活用してみてください。
(執筆者:代表取締役 島根 猛)