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自分の想いを残せる相続の準備をはじめませんか?

「相続対策」という言葉を聞いて、みなさんはどのようなイメージを思い浮かべますか?
すぐに思いつくイメージは「相続対策=節税」や「相続対策=争族の防止」などではないでしょうか。
どちらかと言えば、将来に実現しかねないトラブルなどを回避するような、
守りの対策を思い浮かべる方が多いと思います。
もちろん、税金を多く払いすぎることを防ぎ、相続人同士のトラブルは事前に回避できるように
しておくことは、相続対策の大切な部分です。

それでは、この「守りの相続対策」をこれ以上特にする必要のない方は、
相続対策は完了となるのでしょうか。
私はそのような方でも、将来の相続をよりよいものにする相続対策はあると考えています。
つまり、守りの相続対策以外の相続対策です。

相続対策は「守りの相続対策」だけではないと、私が感じたきっかけをお話します。
先日、弊社で関わらせていただいたお客様の遺言についてです。
その遺言は、お客様にはお子様がいらっしゃらなかったので、ご兄弟に宛てたものです。
公正証書遺言では、財産をどのように引き継ぐかを指示したあとに「付言事項」として、
簡単なメッセージを残すことができます。
そこでこのお客様は
「弟の○○さんには、よく車を出して、いろいろなところへ連れていってもらいました。
楽しく生きることができました。本当にありがとう。」と記載されていました。
私はこの付言事項の内容にとても感動しました。
その理由は、シンプルな内容ですがとても具体的に感謝をお伝えになられていたからです。
このお客様のことを全く知らなかった私にも、楽しかった素敵な人生の様子が伝わります。
もしかするとこのお客様は、この感謝のメッセージを伝えることもひとつの目的として、
遺言を作成されたのかもしれません。
そこで私は「相続対策はなにも節税や争族の防止だけではなく、
実現したい相続のための準備すべて」だと改めて感じました。

たしかに、相続対策は節税や争族の防止をすることが、割合としては大きなものになると思います。
しかし、相続はひとつとして同じものはありません。
そうであるならば、相続対策もそれぞれ違ったものになるとも思います。
例えば、「感謝を伝える相続にしたい」というような少し抽象的な目的も、
相続対策をすすめるひとつの動機になると思います。
ぜひ「守りの相続対策」以外の、
自分が実現したい相続のことも相続対策のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。


(執筆者:ササキ 章)

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