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確定申告の内容を振りかえる機会を一度作ってみましょう
確定申告の期限である3月15日を過ぎ、
前年分の所得について確定申告をされた方は、無事に税務署への申告書提出が終わり、
ほっと一息ついておられることと思います。
私自身も毎年確定申告をしていますが、
様々な書類の整理から始まり、会計帳簿を作成するために会計ソフトへの入力、
申告書を作成し、電子申告をするなど、いろいろな工程があるので、
毎年のことですが、「大変だ~、間に合わない~」と思いながら必死に作成しています。
私も含めてですが、
おそらく多くの方は、確定申告書を作成して税務署へ提出した後、
確定申告書の内容を改めて振り返ることはしないと思います。
しかし、今回は是非一度立ち止まって、確定申告の内容を振り返ってみましょう。
きっといろいろな「気づき」があると思います。
例えば、
・今年は医療費が例年より多くかかった
・何か節税する方法はないか
・もうすぐで年金をもらえる年齢になる
・今年は貸しているアパートの入退去が多かった
・来年は貸しているマンションの修繕費が大変だ 、、、など。
来年以降に向けて、
準備や計画を立てられるものと、そうでないものがあると思います。
積極的に対策や検討ができるもの、例えば、
健康により一層気を付けて生活する、
節税の方法を調べてみる、賃貸業の収支をシミュレーションしてみるなど、
具体的に行動されることをお勧めいたします。
あまりに先のことになると誰も正確に予測することはできませんが、
2~3年先ぐらいまでであれば、おぼろげながらでも、見通しを立てることができると思います。
普段はなかなか確定申告の内容について振り返りをすることは無いと思いますが、
少し先の将来を見通す意味でも、是非、この機会に確定申告の振り返りをされてみてはいかがでしょうか?
(執筆者:代表取締役 島根 猛)