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ご自身の相続についてお考えの方へ ~後編~

実際に相続が発生した場合、相続する側のご家族は、葬儀を執り行った後、
相続に関する様々な事務手続きを行うことになります。

相続税の申告も手続きのひとつですが、
すべての方に共通するのは、
市区町村での手続き、社会保険事務所での手続き、
銀行、証券会社、生命保険会社での手続き、
公共料金の名義変更、不動産の名義変更など、
多方面にわたって様々な手続きを行う必要があります。

配偶者の相続であれば、
もう一方の配偶者が財産内容などをあらかじめ把握していることが多いため、
相続における様々な事務手続きを滞りなく進めていくことが可能かと思います。

一方、親が亡くなり子供だけが相続人のケースや、
兄弟姉妹や甥姪が相続人のケースでは、
まず、亡くなった方がどのような財産を所有していたのかを確認するところから
相続の手続きが始まります。

どこの銀行に口座を持っていたのか、通帳はどこに保管していてあるのか、
どこの証券会社と付き合いがあったのか、生命保険の保険証券はどこにしまってあるのか、
不動産の権利証はどこにあるのか、など、
いわゆる財産調査をする必要があります。

現在では、核家族化が進み、親と離れて生活している子供世帯が多いこと、
おひとり様世帯が増加していることなど、
様々なライフスタイルや家族のかたちがあります。

これからご自身の相続についてお考えになる方は、
最初に誰が相続人になるかを確認されることをお勧めします。

相続においては財産を相続することにまず目が行きがちですが、
実際に様々な手続きが必要になることを前もって知っておき、
残れた家族がこれまでと変わらない生活環境で落ち着いて生活することができるよう、
どこかのタイミングでご自身の財産を整理することやご家族と話し合う機会を持たれると、
将来の相続を滞りなく進めることができるようになります。

まずはご自身の相続人が誰になるか、その方はどのような生活スタイルの方なのか、
把握することから是非始めてみてください

(執筆者:代表取締役 島根 猛)

 

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